そんな過酷な夏を耐え抜いた人々の感情が、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNS上で可視化されたのがこの現象だ。「よく頑張った自分」「みんなもお疲れ様」という温かい眼差しが相乗効果を生み、「#おつかれsummer」のハッシュタグは連日トレンドの上位を占めた。
従来の「残暑見舞い」のような余白のある手紙文化が、現代のスピード感あるSNSコミュニケーションへと再構築されたとも言える。単に暑さを愚痴り合うのではなく、互いの生存と努力を称え合うポジティブな肯定感が、デジタル空間を満たしている。