2011年10月24日、自宅で首の後ろの激痛を訴えて倒れたKEIKOは、都内の病院へ緊急搬送され、約5時間に及ぶ脳動脈瘤破裂に伴うくも膜下出血の手術を受けました。幸いにも早期発見であったため一命を取り留めましたが、脳疾患特有の高次脳機能障害(記憶の想起や複雑な認知判断の遅れ)のリスクと向き合う過酷なリハビリ生活が始まりました。
長い沈黙を破り、本格的なメディア復帰の狼煙となったのが、2026年1月から大分放送(OBSラジオ)でスタートしたレギュラー番組『マーク・パンサーのCheer Up!Stories』への出演です。
長年苦楽を共にしてきた盟友マーク・パンサー氏の呼びかけに応じる形でスタジオに登場したKEIKOは、往年と変わらないハスキーで明るいトーンの声を響かせ、リスナーを驚かせました。番組内では地元・大分の話題や当時の思い出を軽快なテンポで語り合い、時にはマーク氏のボケに鋭くツッコミを入れるなど、認知機能や発話能力の完全な回復を証明しました。
さらにファンを沸かせたのは、番組内やプライベートスタジオで披露されたハミングやアカペラでの歌声です。かつて『Feel Like dance』や『DEPARTURES』で見せた圧倒的なハイトーンボイスを取り戻すべく、専門トレーナーの指導を受けながら声帯の筋力トレーニングを継続している事実が明かされています。