首都高速道路で導入されている時間帯別料金体系に続き、中央道においてもピーク時の通行料金を引き上げ、オフピーク時を値下げする「ダイナミックプライシング(変動料金制)」の本格導入に関する議論が過熱している。
海外の有料道路では一定の渋滞抑制効果が実証されているものの、中央道の場合は「休日帰宅組の集中」という行動様式が固定化しているため、数千円程度の価格差では交通量の分散が進みにくいという専門家の指摘もある。公共交通機関へのシフトを促すパーク&ライドの拡充や、物流車両とプライベート車両の利用時間帯の分離策など、料金以外の包括的な交通需要マネジメントが求められている。