世間の耳目を集めたスキャンダルが発覚したのは、2014年12月発売の『週刊新潮』新年特大号でした。初当選から1年半が経過し、若手論客としてメディア露出が急増していた吉良佳子氏(吉良よし子名義で活動)のプライベートが白日の下に晒された瞬間です。
記事には、東京・新宿歌舞伎町の路上で、長身の男性と手をつなぎ、周囲の目を気にすることなく熱烈なキスを交わす吉良氏の鮮明な写真が掲載されました。居酒屋やバーをハシゴした後の深夜、タクシーを待つ間に見せたあまりにも無防備で情熱的な姿は、国会で見せるシャープな表情とのギャップも相まって瞬く間にネット上へ拡散することとなりました。
政治家のスキャンダル写真といえば不倫や隠蔽工作が取り沙汰されるのが通例ですが、この吉良佳子の路上キス報道の真相は全く異なる構図を持っていました。当事者の双方が独身であり、誰かを裏切るような関係性ではなかったことが、後の展開を大きく分ける要因となったのです。