彼の活動を語る上で欠かせないのが、あくなき向上心と徹底した準備力だ。単なる「おしゃべりが上手いアイドル」で終わるつもりは毛頭なかった。彼は新聞を毎日複数紙読み込み、政治から経済、スポーツまで幅広い知識をインプットし続けた。
その努力は実を結び、オリンピックのメインキャスターやサッカー番組のナビゲーターとしての地位を確立する。専門家やアスリートに対しても物怖じせず、それでいて敬意を払ったインタビューを行う姿勢は、業界内でも高く評価された。「いつかは紅白歌合戦の司会を」と公言してはばからないその姿勢は、一見ビッグマウスに見えて、その裏には血の滲むような努力と計算された戦略が存在している。