多くの受験者が挫折する三大難所が、複利計算、年金終価・現価、そして減価償却費の計算だ。これらの問題を解く際、公式を丸暗記しようとすると応用がきかなくなった時点で破綻する。重要なのは、お金の時間価値という概念を視覚的に理解することだ。
まずは、問題用紙の余白に簡単なタイムライン(時間軸)を描く習慣をつけよう。「今あるお金」が将来いくらになるのか(終価)、あるいは「将来必要なお金」を準備するために今いくら必要なのか(現価)。この方向性を矢印で視覚化するだけで、どの係数を掛けるべきかが一目瞭然になる。公式の暗記ではなく、プロセスのビジュアル化こそが最強のショートカットだ。