巨大スクリーンと緻密な音響設計で映画ファンを圧倒しているのが、名駅エリアの二大シネコンだ。「109シネマズ名古屋」に導入されたIMAXレーザーは、圧倒的な輝度と鮮明なコントラストで観る者をスクリーンの向こう側へと引きずり込む。かつて大ヒットを記録した『ゴジラ-1.0』のような地響きを伴う音響作品では、座席を揺らす重低音の振動がダイレクトに伝わり、身体全体で映画を体験できる感覚に浸れる。
一方、対極の繊細さで観客を魅了するのが「ミッドランドスクエア シネマ」のDolby Cinema(ドルビーシネマ)だ。真の黒を表現する圧倒的な色彩描写と、頭上を含めて縦横無尽に音が駆け巡る立体音響システムは、一度体験すると引き返せないほどの衝撃を与える。劇場のドアをくぐった瞬間から作品の世界観へと誘うアプローチエリアの演出を含め、プレミアムな映画体験を求める層から圧倒的な支持を集めている。