桂宮宜仁親王は、1948年(昭和23年)2月11日、三笠宮崇仁親王と百合子妃の次男として誕生されました。幼少期より明るく社交的な性格で知られ、学習院大学法学部を卒業された後、1971年から1973年までオーストラリア国立大学大学院へ留学。国際的な感覚を養われました。
帰国後の1974年、皇族としては極めて異例となるNHK(日本放送協会)へのご就職を果たします。国際局(現・国際放送局)などで嘱託職員として約11年間勤務され、同僚たちからも「宜仁(よしひと)さん」と親しまれながら、一般職員と同じようにデスクに座り業務に励まれました。この民間勤務の経験が、桂宮さまの飾らないお人柄と卓越したコミュニケーション能力を育むことになります。
1988年(昭和63年)1月1日、40歳を前にして昭和天皇より「桂宮」の宮号を賜り、三笠宮家から独立して新宮家を創設されました。「桂宮」の名は、かつて京都の桂離宮を造営した八条宮家の後身である由緒ある宮号の復活であり、将来を大いに期待されての独立でした。