画面に表示されるレーダー画像を見る際、単に「雨が降っているか」だけを確認するのは勿体ない。雨雲の動き方と色の変化に着目することで、危険度を段違いに精度高く予測できる。
1つ目のポイントは「色の急変」だ。緑や黄色の表示が、わずか5分ほどの間にオレンジや赤、さらには紫へと一気に色を変える場合、その直下では猛烈な上昇気流が発生している。これは数分以内に大雨や雹(ひょう)、落雷が巻き起こる明確なサインだ。
2つ目は「エコーの形状と停滞性」である。雨雲が線状に長く伸び、同じルートを後続の雲が次々と通過している場合、線状降水帯が形成されつつある。境町周辺では、利根川に沿うように雨雲のラインが伸びるケースがあり、このパターンが確認された際は河川の増水や道路冠水に最大級の警戒が必要となる。