有馬温泉の代名詞といえば、鉄分と塩分を豊富に含み独特の褐色を呈する「金泉」と、無色透明で肌をなめらかに整える炭酸泉・ラジウム泉の「銀泉」だ。この二つの異なる恵みを、館内にいながら贅沢に堪能できることこそ、この宿が誇る最大の強みだろう。
併設するテーマ型スパ施設「太閤の湯」への自由なアクセスも、滞在の満足度を飛躍的に高めている。約7000平米という圧倒的なスケールの中に、蒸気浴や岩盤浴、金泉・銀泉をブレンドしたブレンド浴など、多彩な湯船がずらりと並ぶ。単に湯に浸かるだけでなく、温熱効果とリラクゼーションをトータルで設計した体験は、まさに令和の時代にふさわしい「現代版の湯治」と呼ぶにふさわしい。