毎年、終末時計の発表が行われるたびに、SNSやネット掲示板では世界中から膨大な反響が寄せられます。その受け止め方は、切実な危機感から冷ややかな懐疑論まで様々です。
ネット上の主な反応を大別すると、以下の3つの論点に集約されます。
まず目立つのは、「90秒という数字のリアルさに恐怖を覚える」という声です。連日報道される国際紛争や異常気象のニュースと重ね合わせ、「いつ世界が終わってもおかしくない時代に生きていることを実感する」といった切迫した投稿が多く見られます。
一方で、「毎年最短を更新しすぎて警告に慣れてしまった(警告疲れ)」という指摘も少なくありません。「針が動きすぎてインパクトが薄れた」「象徴的なパフォーマンスに過ぎないのではないか」といった冷めた見方も存在します。
これに対し、安全保障の専門家や教育関係者からは「終末時計は未来を予言するものではなく、破局を避けるための対話を促す警鐘である」と、その意義を再評価する意見が根強く発信されています。