健康効果が高い一方で、体質や飲み方次第で顕在化する風呂上がりの炭酸水のデメリットにも目を向ける必要があります。
真っ先に警戒すべきは、風呂上がりにおける胃腸への影響です。入浴後は消化器官へ集まる血液が一時的に全身へ分散しているため、胃腸の働きが比較的低下しています。そこに強い炭酸刺激や極端な冷水が入ると、胃壁が過剰に刺激されて胃酸過多や胃痛、下痢を引き起こすリスクが高まります。
さらに深刻なのが、風呂上がりの炭酸水による心臓への負担です。熱いお風呂から上がった直後は副交感神経が優位になりかけていますが、急激に冷えた炭酸水を一気飲みすると、冷刺激と炭酸の物理刺激によって交感神経が急激に跳ね上がります。この自律神経の急激なシフトは血管の急収縮を招き、脈拍や血圧を急変動させるため、特に高血圧気味の方やシニア層は注意を払わなければなりません。