coldrainが主宰するこのフェスティバルが、なぜここまで多くの音楽ファンを惹きつけてやまないのか。その大きな理由の一つに、音楽性のみならず「バンドマーチ(グッズ)におけるクオリティの高さ」が挙げられる。主宰者であるMasato (coldrain)は、自身のブランディングやファッションセンスをフェスグッズ全般に惜しみなく注ぎ込んできた。
ワーナーミュージック・ジャパンというメジャーレーベルのバックアップを受けながらも、彼らのアプローチは極めてインディペンデントでDIY精神に満ちている。自らの手で巨大な音楽フェスティバル事業を成立させ、物販文化そのものの価値を向上させてきた姿勢は、次世代のラウドロックやポスト・ハードコアのバンドたちにとっても大きな指針だ。彼らが手掛けるギアを身に纏うこと自体が、ロックカルチャーへのサポーティング・ステートメントとなっているのだ。