ネット上の掲示板や美容系SNS、大手クチコミサイトにおける膨大な購入者レビューを検証すると、ドラッグストアのトリートメントに対する口コミ評判には、熱狂的な支持と深刻な後悔が二極化している実態が浮かび上がってきます。
ロングセラーを誇る「フィーノ プレミアムタッチ」のネットの反応を分析すると、「ブリーチでチリチリになった毛先が、たった1回で指通りなめらかになった」「1,000円以下でこのツヤは他の追随を許さない」という絶賛が並ぶ一方で、長期間使用したユーザーからは「使い続けるうちに髪が乾きにくくなった」「髪が束になって重くなり、サラサラ感が消えた」という戸惑いの声が少なからず確認されます。
また、保水美容を掲げて爆発的な支持を集めた「エイトザタラソ ヘアマスク」の評判では、「パサつく髪にしっとりとしたまとまりが出た」「上品な香りとみずみずしい仕上がりがサロン専売品に近い」という高評価が目立ちます。しかし、軟毛や猫っ毛の利用者からは「夕方になると頭皮付近がペタンと潰れてしまう」といった指摘もあり、髪質適合を見誤った場合のギャップが如実に表れています。
都内のヘアサロンで現場に立つトップスタイリストたちの証言でも、この傾向は裏付けられています。「新規で来店されたお客様の髪を触ると、ドラッグストアの高密着トリートメントを連日たっぷり塗布しているケースがすぐに分かります。指通りは良く見えても、髪の内側が油分でコーティングされすぎていて、カラー剤が浸透しにくかったり、パーマのかかりにムラが出たりする現象が日常茶飯事です」と語るように、表面上の手触りの良さと毛髪の健康状態は必ずしもイコールではないという事実を物語っています。