宮地佑紀生という希代のパーソナリティが率いた『宮地佑紀生の聞いてみや〜ち』。東海ラジオ放送の午後の顔として君臨したこの番組は、単なるトークバラエティの枠組みを遥かに超えていた。軽妙な名古屋弁、容赦のないリスナーとの掛け合い、そして喜怒哀楽を剥き出しにしたトーク。ラジオのスピーカーから流れる熱気は、商店街の街頭スピーカーやドライバーたちのトラック内にまで溢れていた。
地域密着型メディアの究極形とも言えるこの番組が残した功績は大きい。視聴者からの投稿メールやハガキ一枚から波紋を広げ、街全体のトレンドを形成するパワーを持っていた。当時のカルチャーを形成した熱量こそが、現在の東海エリアにおけるメディア文化の基盤を築いたと言っても過言ではない。