現在でこそ名曲として揺るぎない評価を受ける『アイデア』ですが、放送開始当初のネットの反応や評判は、必ずしも称賛一色ではありませんでした。SNSや大型掲示板では、これまでの朝ドラ主題歌との落差に対する戸惑いの声も散見されたのが事実です。
「朝の清々しい時間に『おはよう 真夜中』は少し暗く感じる」「メロディ展開が複雑すぎて覚えにくい」といった初期の違和感は、しかし楽曲がフルサイズでデジタル配信された2018年8月を境に、180度の大絶賛へと塗り替えられました。1分30秒のテレビサイズでは見えなかった「2番の打ち込みビート」「Cメロの弾き語りによる魂の叫び」「そこから光へと駆け上がる大サビの構造」が明らかになったことで、リスナーの理解が一気に深まったためです。
知恵袋やSNS上では、「生きるのが辛かった朝、この曲の2番以降を聴いて涙が止まらなくなった」「単なる応援歌ではなく、隣で一緒に泥水を飲んでくれるような温かさがある」といった共感の声が殺到。表面的なキャッチーさにとどまらない、底知れぬ深さを持った楽曲であることが広く認知されていきました。