Kjと馬場育三さんの関係は、単なるフロントマンとベーシストという枠を超え、実の兄弟以上の深い絆で結ばれていました。10代だったKjの才能を誰よりも早く見抜き、絶対的な信頼を寄せて背中を押し続けたのが馬場さんでした。
急逝後、Dragon Ashは深い喪失感に苛まれながらも活動休止を選ばず、前に進む決断を下します。その決意の中で生まれた楽曲群には、IKÜZÖNEへの切なる追悼の思いと約束が込められています。
急逝直後にリリースされたシングル『Run to the Sun / Walk with Dreams』をはじめ、アルバム『THE FACES』に収録された『Lily』や『Here I Am』といった名曲には、彼と共に歩み続ける覚悟が生々しい言葉とメロディで刻み込まれました。Kjは今もライブのMCで彼への敬意を語り、その魂をステージ上に呼び戻し続けています。