この地の歴史を紐解く上で、戦国時代から江戸初期にかけて領地を治めた武将・能勢頼次の存在は欠かせない。激動の時代を駆け抜け、地域の復興と治安維持に情熱を傾けた頼次の残した足跡は、今も町内の史跡や寺社に色濃く残っている。
地域の信仰を集める野間神社は、巨樹が生い茂る神聖な境内で知られ、足を踏み入れるだけで心が洗われるような静寂に包まれる。また、かつて修験道の修練場として崇められた標高784メートルの剣尾山は、山頂から360度の大パノラマが広がる関西有数のハイキングコースだ。ゴツゴツとした岩肌と豊かな緑が織りなす雄大な景観は、歴史のロマンとともに訪れる者を魅了し続けている。