バンドの壮絶な半生を描いたドキュメンタリー映画『WE ARE X』は、サンダンス映画祭やロンドン映画祭などで絶賛され、世界中にX JAPANの名を轟かせた。結成からメンバーの死、精神的葛藤、そして復活に至るまでの生々しい映像は、既存のロックドキュメンタリーの枠組みを超えた感動を呼んだ。
現在ではNetflixなどの大手配信プラットフォームやYouTubeを通じて、リアルタイムで彼らの全盛期を知らない世界中の若い世代にもその映像が届いている。かつて日本で生まれた「ヴィジュアル系」というカルチャーが、国境や言葉の壁を越えてグローバルな音楽ファンを熱狂させている背景には、デジタルメディアによるアーカイヴの普及が大きく貢献している。