あの日、何が起きたのか。時間を巻き戻してみる。
週刊誌報道を発端とする一連の騒動の中で、ダウンタウンの松本人志を中心とする会合に小沢一敬が関与していたとする記事が大きな波紋を呼んだ。当初、所属事務所であるホリプロコムは「法的に問題となる行為はなかった」とする声明を出していた。しかし、過熱する報道とネット上の批判、クライアントや各方面への影響を考慮し、本人からの強い申し出を受ける形で活動休止の決断に至った。
テレビ局関係者は当時の空気感をこう振り返る。「当時はSNSでのバッシングが激化し、スポンサー企業も対応に追われていた。小沢さん自身、相方の井戸田潤さんや事務所、番組スタッフにこれ以上迷惑をかけたくないという思いが非常に強かったようです」。自らを引くことで火種を収めようとした、苦渋の選択だった。