シャネルのアンバサダーを務めるなど、グローバルなファッション界でも異彩を放つ彼女にとって、肉体は衣服を着こなすためのキャンバスであり、同時にそれ自体が完成されたアートピースだ。
モード誌のグラビアで見せる大胆なデコルテの露出や、背中を大きく開けたドレス姿。これらは決して「性的な消費」を目的としていない。むしろ、彫刻のような美しさと、ジェンダーレスな強さを感じさせる。彼女が肌を見せるとき、そこには常に「自立した女性の意志」が宿っている。大衆が求める安易なエロティシズムを、彼女はモードという盾と剣で鮮やかに拒絶してみせるのだ。