積雪が1メートルを超える札幌の冬。中島公園は静けさに包まれるが、イベントの灯火が消えるわけではない。2月上旬、さっぽろ雪まつりの開催時期に連動して行われるのが「中島公園ゆきあかり」だ。
市民手作りのスノーキャンドルが創る温もり
「ゆきあかり」は、地域住民やボランティアの手によって作られた数百個ものスノーキャンドルや氷のバケツランタンに火をともす草の根のイベントだ。メイン会場となる札幌コンサートホールKitara前の広場や豊平館の前庭には、幻想的な柔らかな光が広がる。派手なイルミネーションとは異なり、雪国ならではのぬくもりと静謐さを味わえるのが魅力だ。
手ぶらで挑戦できる「歩くスキーコース」
1月上旬から3月上旬にかけて、中島公園内には1周約1.5キロメートルの「歩くスキーコース」が整備される。最大の魅力は、中島体育センター内でスキー板・靴・ストックの3点セットがなんと「完全無料」でレンタルできる点だ。用具を持参する必要がないため、観光客や初心者でも気軽に雪上エクササイズを楽しめる。都会の真ん中で白銀の森を滑走する体験は、北海道ならではの贅沢だ。