全国的な小児科医不足や医療費の増大、医療提供体制の偏在など、課題は山積みだ。これに対し、埼玉県の大野元裕知事は県立病院の改革と小児・周産期医療の維持・発展を重点施策として掲げている。
厚生労働省が進める医療DXや医療機関の集約化方針に呼応し、埼玉県では遠隔医療相談の導入や医療従事者の働き方改革を進めてきた。大野元裕知事の主導のもと、デジタル技術を活用した診療予約体制の改善や、重症児ケアを支える看護人材の育成支援プロジェクトが推進されている。持続可能な小児医療モデルの構築に向け、自治体と現場が一体となったイノベーションが進行中だ。