電動化時代のフラッグシップとして君臨するメルセデス・ベンツ EQSは、専用プラットフォームがもたらす極限の空力性能と、100kWhを超える超大容量バッテリーによる卓越したロングドライブ性能を誇る。エンジン振動から解放された室内の静けさは、まさに移動するファーストクラスだ。
しかし、電気自動車特有の留意点も存在する。ガソリン代やオイル交換代が浮く一方で、急速充電ネットワークの利用コストや、バッテリーの経年変化に伴う中古車価格の推移は、従来のガソリン車と異なる挙動を示す。維持費をトータルで抑えつつ最新EVの恩恵を教授するには、新車リースの活用や手厚い製品保証の確認が必須と言える。