病室での無菌室生活の中、彼と外界をつないだ強力な架け橋がSNSだった。笠井氏はAmebaブログを開設し、体調の波や治療の進捗、心境の変化を包み隠さず綴った。その生々しくも温かみのある文章は瞬く間に読者の心を掴み、ブログランキングで首位を獲得するほど大きな反響を呼んだ。
さらにYouTubeチャンネルを通じた動画発信も積極的に展開。画面越しに見せるありのままの表情や、治療の経過に関する率直な語りは、従来の医療・がん治療に関する闘病記・ノンフィクションのイメージを大きく覆した。励ましのコメントを送る視聴者と、それに勇気づけられる笠井氏との間には、単なるタレントとファンの関係を超えた深い絆が醸成されていった。