彼女の名前を一躍全国区へと押し上げた最大の転機が、フジテレビ系列で放送された『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』への主演抜擢だった。当時、重さ数キロにも及ぶ鉄仮面を被り、土佐弁を操る二代目・麻宮サキ役を演じることには、制作陣の大きな賭けがあったという。
学園アクションドラマという過酷な現場で、南野は吹き替えなしのアクションに果敢に挑戦した。重いヨーヨーを振り回す過酷な撮影現場で腕を痛めることも珍しくなかった。しかし、その苦労は実を結ぶ。仮面を脱ぎ捨てる名シーンと共に、彼女の人気は爆発。全盛期の昭和アイドルを代表するアイコンとしての地位を不動のものにした。