無限城の入り組んだ空間で繰り広げられた上弦の参・猗窩座(あかざ)との死闘は、アニメーション史に刻まれる名場面となった。アニメーション制作会社ufotableが誇る緻密な映像美は、水柱の真骨頂である「水の呼吸 拾壱ノ型 凪(なぎ)」を異次元の領域へと押し上げた。
間合いに入った一切の攻撃を無力化するこの技は、冨岡義勇自身が独自に編み出したオリジナルの型だ。激しい剣戟と爆発的なエネルギーが交錯する作中で、あえて「完全なる静寂」を作り出すその描写は、海外メディアからも「動と静の対比を完璧に表現した芸術」と絶賛された。静けさこそが最強の武器となる瞬間を、観客は目の当たりにしたのだ。