道具が揃ったら、作業時間わずか10分で作れるダンボール燻製器の作り方を押さえておきましょう。特別な工具は不要で、カッターナイフとガムテープがあれば誰でも頑丈な燻製ボックスを組み立てられます。
制作における最大のポイントは、底部と内壁の断熱処理です。ダンボールの底面から内側側面にかけて、10〜15cmほどの高さまで厚手アルミホイルを隙間なく二重に敷き詰めることが基本手順となります。このアルミホイルの敷き方を徹底することで、万が一スモークウッドの火種が転がり落ちたり、食材から落ちた脂が底面に触れたりしても、紙への引火や底抜けを確実に防ぐことができます。
具体的な組み立て手順は次の通りです。
① ダンボールの底面をガムテープで完全に密閉し、内部の底と下部側面にアルミホイルを敷く。
② 底から5cmほどの側面に、吸気用としてカッターで一辺3cm四方の小窓を1箇所くり抜く。
③ 上部から10〜15cm下の位置に、左右から金串や竹串を平行に2本貫通させ、その上に100均の焼き網を載せて安定させる。
④ ダンボール上部のフタ部分は、煙の抜け具合を調整できるよう開閉可能な状態にしておく。
この基本設計を守るだけで、内部の空気循環が生まれ、途中で火が消えることなく庫内全体に均一な煙を行き渡らせることができます。