高校野球のユニフォームといえば、伝統校の多くが採用するクラシカルな「縦じま」や「漢字表記の立ち襟スタイル」を連想するファンも多いはずです。その固定観念を鮮やかに打ち破り、2000年代初頭の甲子園に新風を吹き込んだのが済美高校野球部のユニフォームデザインでした。
最大の視覚的特徴は、眩しいホワイトのベース生地に配されたクリムゾンレッド(深みのある赤)のコントラストです。帽子からアンダーシャツ、ストッキング、胸のレタリングに至るまで計算されたトータルコーディネートが施され、ダイヤモンド上で選手が一際大きく、俊敏に見える視覚効果を生み出しています。
帽子のフロントには、立体的なシャープなフォントで「S」のマークが刺繍され、シンプルながらも強い存在感を放ちます。ユニフォームの製造サプライヤーには国内トップブランドであるミズノ(Mizuno)をはじめとする高品質メーカーが採用されており、激しいスライディングや長時間のプレーにも耐えうる耐久性と運動追従性を兼ね備えています。