コカ・コーラ発明者ペンバートンの壮絶生涯!誕生秘話と権利売却の闇

コカ・コーラ発明者ペンバートンの壮絶生涯!誕生秘話と権利売却の闇

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自らの最高傑作を生み出したペンバートンでしたが、時代の寵児として富を謳歌することはできませんでした。その最大の理由は、彼を蝕んでいた末期の胃がんと、モルヒネ中毒の再発による極度の資金難です。

日々の生活費や高額な医療費、さらにはモルヒネを購入する費用を工面するため、ペンバートンはコカ・コーラの製造権利や特許の持ち分を分割し、複数の実業家へ切り売りせざるを得なくなりました。息子チャールズのために一定の権利を残そうと奔走したものの、体調悪化とともに経営の主導権を失っていきます。

その間隙を突いて権利を買い集めたのが、同じくアトランタの薬剤師で卓越したビジネスセンスを持っていたエイサ・キャンドラーでした。キャンドラーは1888年までに合計約2,300ドル(現在の価値で数百万円程度)という破格の安値でコカ・コーラの全権利を掌握。1892年に「ザ コカ・コーラ カンパニー」を創業し、巧みなマーケティングとフランチャイズ戦略によって世界的巨大企業へと育て上げました。ペンバートンが手放したシロップは、わずか数十年で数十億ドルの価値を持つモンスタービジネスへと変貌を遂げたのです。

小林 直樹
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小林 直樹

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