ダルさんが画面から姿を消した時期について、「何か重大なトラブルがあったのではないか」「吉本芸人との不仲で降板させられたのではないか」といった穿った見方をする声も一部にありました。しかし、当時のテレビ東京の番組制作事情をつぶさに検証すると、ごく自然なテレビ的要因が浮かび上がってきます。
決定打となったのは、2013年春に行われた大規模な番組リニューアルです。夕方5時30分からの30分番組としてスタートした『ピラメキーノ』ですが、視聴層の生活リズムの変化やタイムテーブルの再編に伴い、朝6時40分からの5分枠番組『ピラメキーノ640』へと大幅に縮小されました。放送時間が約6分の1に圧縮されたことで、長時間を要するコント仕立てのミニコーナーは軒並み整理対象となったのです。
当時の視聴者コミュニティの声を振り返ると、「だるだるEnglishが一番好きだったのに終わってショック」「朝の枠になってダルさんが出なくなって寂しい」といった惜しむ声がSNS上に殺到していました。降板はスキャンダルによる排斥ではなく、放送枠の物理的制約による契約満了が真相です。