『つよがり』は、2000年9月にリリースされたMr.Childrenの9thアルバム『Q』の7曲目に収録された楽曲です。当時のバンドは、前作『DISCOVERY』や『1/42』を経て、より自由で実験的なバンドサウンドを追求していました。名盤として名高い『Q』において、本作はアコースティックギターとストリングス、ピアノが美しく調和した王道のミディアムバラードとして異彩を放っています。
驚くべきは、この楽曲が一切のタイアップを持たないノンタイアップ曲だったという点です。ドラマ主題歌や大型CMソングとしてミリオンセラーを連発していた当時のMr.Childrenにおいて、純粋なアルバム収録曲がここまでの知名度と人気を獲得したのは極めて異例でした。
その後、2001年発売のベストアルバム『Mr.Children 1996-2000』(通称:骨盤テープ / 骨ベスト)に選出されたことで、熱心なファン層だけでなくライト層へも一気に浸透。発売から年月が経った今も、リクエスト企画やファン投票では必ず上位に名を連ねる「ミスチル屈指の名曲」として語り継がれています。