番組の歴史の中で最も象徴的な企画として語り継がれているのが、レギュラー放送のラストを飾った「原付ベトナム縦断1800キロ」だ。俳優の大泉洋と、番組のミスターこと鈴井貴之の2人が、小型バイク「カブ」に跨がり、ハノイからホーチミンまで怒涛の勢いで走り抜けた伝説のロケである。
ガイドブックでは、彼らが立ち寄った街の風景や食堂、走破した国道1号線の厳しい道のりが歴史的背景とともに解説されている。放送から年月が経過した今もなお、ベトナム現地を訪れて彼らと同じルートを辿る熱狂的なファンが後を絶たない。排気ガスと熱気に包まれた当時のベトナムの空気感と、現在の都市の発展ぶりを比べながら旅をするスタイルは、聖地巡礼の新しい楽しみ方として定着している。