空間の広さを把握する際、もう一つ日本人を悩ませるのが「畳(じょう)」の存在だ。実は「1坪=2畳」という通説には大きなトラップが潜んでいる。
地域や建物の種類によって畳のサイズは大きく異なる。関西で主流の「京間(約1.824平米)」、関東の「江戸間(約1.548平米)」、そしてマンション等で多用される「団地間(約1.445平米)」では、同じ6畳間であっても全体の平米数が全く変わってくる。不動産表示のルール(不動産公正取引協議会)では「1畳=1.62平米以上」と規定されているが、坪数と平米数、そして畳数を正しく相互変換できないと、引っ越し後に「思っていたより狭い」という落とし穴にハマることになる。