ボムの悪魔に変身したレゼ(通称:ボムガール)は、作中に登場する悪魔や魔人の中でも頭一つ抜けた破壊力を誇ります。変身のトリガーは、首元に巻かれたチョーカーにある「手榴弾の安全ピン」です。このピンを指で引き抜くことで自身の頭部が爆発し、爆弾そのものの頭部を持つ禍々しくも美しい戦闘形態へと移行します。
戦闘スタイルは、近接格闘と広範囲の爆撃を組み合わせた超攻撃型です。自らの腕や足を火薬のように爆発させて打撃の威力を跳ね上げるだけでなく、切断された体の一部を遠隔起爆させたり、爆風の推進力を利用して空中を高速機動したりと、応用力の高さは群を抜いています。
ボムの悪魔のビジュアルや爆発描写の元ネタには、第二次世界大戦時の原子爆弾(ファットマン)やミリタリーの手榴弾、映画『地獄の黙示録』などの戦争映画からの影響が色濃く見られます。無機質な破壊兵器の造形と、女性的なしなやかさが融合したデザインは、原作者・藤本タツキ氏の卓越したシネマティック表現の真骨頂と言えます。