近代的な鉄道網が交差する一方で、岩切は深く豊かな歴史の面影を残す街でもある。駅から北へ進んだ高森山一帯に広がるのが、国の史跡に指定されている岩切城跡(高森城跡)だ。南北朝時代、奥州管領であった畠山国氏らが拠点を構え、熾烈な観応の擾乱の舞台となった城郭遺構である。
現在、城跡は高森山公園として整備されており、本丸跡からの眺望は圧巻だ。眼下に広がる仙台平野と、はるか太平洋を望む大パノラマは、かつての武将たちも目にしたであろう雄大な風景そのもの。四季折々の散策路としても親しまれており、歴史の息吹を感じながら静かな時間を過ごせる穴場スポットとして愛されている。 (出典: 岩切 駅(Yahoo!ニュース))