ネット上ではコメディとして親しまれているこの一幕ですが、Why are you gayの真相を探ると、当時のウガンダが直面していた極めて深刻な政治問題が浮かび上がってきます。
当時ウガンダ議会では、同性愛行為に対して厳罰を科す法案が議論されており、国内外から強い批判と注目が集まっていました。番組『Morning Breeze』は、この極めてセンシティブな法案を巡る討論の場として企画されたものでした。
さらにインタビューの後半では、過激な反同性愛派の牧師であるマーティン・センパ氏がスタジオに突入。バナナやナスといった野菜を大量に持ち込み、「同性愛者が何をしているのか」を誇張した過激なジェスチャーで実演しながら叫ぶという、前代未聞の放送事故級のカオスへと発展しました。
ペペ氏は嘲笑や脅迫のリスクに晒されながらも、終始冷静沈着に人権の尊厳を訴え続けました。この冷静な受け答えと周囲の異常なテンションとのギャップこそが、動画全体の異様なエネルギーを形成しています。