草津熱帯圏の心臓部といえるのが、高さ約15メートルを誇る温泉熱を利用したドーム温室です。外気温が氷点下を下回る極寒の草津の冬であっても、温泉の蒸気と熱エネルギーを循環させることで、ドーム内部は常に気温20度前後の熱帯気候が保たれています。
園内には熱帯性の爬虫類、両生類、鳥類、哺乳類など多様な生き物が暮らしています。一般的な動物園との決定的な違いは、動物との物理的・心理的な距離の圧倒的な近さにあります。
なかでも来園者の人気を独占しているのが、愛らしい表情を見せるカピバラとのふれあい体験です。放し飼いに近いオープンな展示エリアでは、専用のおやつを購入して直接手渡しで餌やりができるほか、タイミングが合えば優しく撫でることも可能です。温泉熱のぬくもりの中でのんびりと過ごすカピバラたちの姿は、旅の疲れを癒やす最高のハイライトとなっています。
また、世界最大級の淡水魚ピラルクが泳ぐ水槽や、国内有数のコレクションを誇るヘビ・トカゲ・ワニなどの爬虫類コーナー、人懐っこいリスザルへの餌やりなど、昭和レトロな雰囲気を残しながらも生き生きとした動植物の生態を間近で観察できます。