もうひとつの深刻な問題が、安達祐実の実母である安達有里との確執および家族トラブルでした。
幼少期から娘のマネジメントを一手に引き受けてきたステージママとして知られる有里氏は、娘の結婚に対しても強いこだわりを持っていました。新婚当初から井戸田潤と義母・有里氏の間には生活習慣や価値観を巡る温度差があり、義理の親子関係は決して平坦なものではありませんでした。
さらに結婚期間中、母・有里氏自身の写真集出版やプライベートに関する過激な報道がメディアを賑わせる事態が頻発します。過剰なマスコミ攻勢に晒される中、実家との距離の取り方を巡って夫婦間で激しい口論が絶えなくなり、新婚家庭のプライベートな安らぎが急速に奪われていきました。家庭を守りたい夫と、実母との複雑な愛憎劇に揺れる妻との間で、精神的な疲弊が限界に達していたのは間違いありません。