創業者であるジャニー喜多川氏の長年にわたる問題が公となり、巨大な歴史は根底から覆された。激震が走る中、表舞台を去り被害者補償に専念する決断を下した東山の肩には、過去の負の遺産すべてが重くのしかかった。SMILE-UP.の設立に伴い、経営陣としての重責を担う日々は苛烈を極めた。
一方で、タレントの移籍先として新たに立ち上がったSTARTO ENTERTAINMENTへの円滑な移行と、組織の完全な分離を断行する過程で、旧来の絆は解体せざるを得なかった。この未曾有の組織改革こそが、ふたりの歩む道を完全に分かつ決定的な出来事となったのである。