生食でいただく際に必ず留意すべきなのが寄生虫リスクです。ネット上では「白身魚だからアニサキスはほとんどいない」という誤った言説も見受けられますが、沿岸部や浅瀬の砂泥底に生息するマゴチであってもアニサキスやその他の寄生虫(粘液胞子虫など)が付着している可能性はゼロではありません。
アニサキスは魚の内臓周辺に寄生し、宿主の死後時間が経過すると内臓から筋肉(身)へ移行する習性があります。安全に生食を楽しむための必須対策は以下の3点です。
- 内臓の即時除去:入手後は速やかにエラと内臓を取り除き、腹腔内を徹底的に洗浄する。
- 柵・切り分け時の目視確認:薄造りにする最大のメリットは、身を薄くスライスする過程で筋肉中に潜むアニサキスを目視で発見・切断できる点にある。
- 冷凍処理の活用:不安が残る場合や釣獲後時間の経った個体は、中心温度-20℃で24時間以上冷凍することで完全に死滅させることが可能。