文化祭当日は、体育館の熱気や教室の換気不足、調理企画の湯気、さらには校内を小走りで移動する際の摩擦など、ヘアスタイルにとって過酷な環境が揃っています。SNSや口コミ掲示板でも「お昼休みには前髪が束になって崩れた」「午後の写真撮影で髪がボサボサだった」という後悔の声が毎年のように散見されます。
朝セットした状態を夕方の後夜祭まで完璧にキープするためには、プロのヘアメイクも実践する「3ステップの仕込み」が不可欠です。
ステップ1:ベースオイルは「極少量」、アイロン前のキープミストが必須
オイルのつけすぎは重みと油分で巻きが落ちる最大の原因です。毛先を中心に米粒大程度をなじませた後、カールアイロン用のベーススプレー(ヒートプロテクトミスト)を吹きかけてしっかり乾かしてからアイロンを通します。
ステップ2:ピンの留め方とゴムの隠し方
崩れやすいハーフアップやお団子は、シリコンゴム(百均の絡まないゴム)を2重にして使用するのが鉄則です。アメピンを差し込む際は、波打っている方を頭皮側に向け、結び目のゴムに向かって斜め下から垂直に噛み合わせるように差し込むと、終日びくともしません。
ステップ3:フィニッシュは「内側スプレー」と前髪マスカラ
仕上げのハードスプレーを髪の表面だけに吹きかけると、ヘルメットのように不自然に固まり、割れの原因になります。髪を持ち上げ、内側の根元付近に空気を含ませるようにスプレーするのがプロの技です。さらに、前髪やアホ毛には「まとめ髪用ポイントブラシ(ヘアマスカラ)」をポーチに忍ばせておけば、10秒で修復が可能です。