前回王者の誇りを胸に連覇を目指す侍ジャパンにとって、グループステージの突破は絶対命題だ。井端弘和監督が指揮を執る日本代表は、機動力と堅守、そして緻密な投手リレーを武器に本大会へ挑む。強力な打線はもちろんのこと、失点率計算が絡む混戦を見据えた守備の安定感こそが勝ち抜けの命運を握る。
チームの精神的支柱であり投打の要である大谷翔平の存在は、相手国にとって計り知れない脅威となる。しかし、どれほど華々しい本塁打が飛び出そうとも、大会規定上は「与えなかった1点」が同率首位の争いで決定打となるケースが多い。試合終盤の守備固めやウソのないアウトの積み重ねが、準々決勝進出への一番の近道となるのだ。