「ベーブ・ルース以来、104年ぶり」――2026年8月9日、大谷翔平がメジャー10勝目を挙げ、すでに到達していた本塁打数と合わせて「2桁勝利・2桁本塁打」を達成した瞬間、米メディアはこのフレーズを一斉に速報しました。1918年にルースが13勝・11本塁打を記録して以来、誰ひとりとして再現できなかった伝説が、1世紀以上の時を経て現実のものとなった瞬間でした。
では、この快挙をもって大谷翔平はベーブ・ルースを超えたと断言できるのでしょうか。ネット上やファンの間では「大谷翔平 ベーブ・ルース どっちがすごい」という果てしない論争が巻き起こっています。単に記録をなぞるだけなら「104年ぶりに並んだ」に過ぎないように見えますが、現地のアナリストたちが衝撃を受けたのはその圧倒的なスタッツの密度です。
ルースが1918年に放った本塁打は11本でしたが、大谷は2026年に34本塁打、翌2026年には10勝を挙げながら日本人初となる44本塁打でア・リーグ本塁打王を獲得しました。100年前の「10勝・10本塁打」と、現代の「10勝・40本塁打超」では、残したバリューの次元が根本から異なります。打球速度、投球の球速、データ解析が極限まで進化した21世紀のメジャーリーグにおいて、大谷が見せつけたパフォーマンスは、過去の神話を完全に上書きする衝撃を与えました。