なぜ、これほどまでに若い合格者が生まれるのか。その答えは、教育コンテンツの民主化と「タイパ(タイムパフォーマンス)」の追求にある。今の10代は、スマホ一つで一流講師の講義を倍速で視聴し、AIツールを使って論文の添削を受ける環境にいる。
地方の公立高校に通いながら、あるいは通信制高校に籍を置きながら、東京の大手予備校に通うライバルたちを追い抜いていく。情報格差が消滅した現代において、必要なのは「恵まれた環境」ではなく、「情報を取捨選択し、自己管理する能力」だ。彼らは受験勉強をゲームのようにハックしている。