スマートフォンやタブレットが当たり前になった時代、子どもが動画コンテンツに接触する時間は増えている。親世代が「どうせ見るなら意味のある作品を」と考えるのは自然なことだ。その流れの中で、少女教育アニメへの関心は着実に高まってきた。
テレビやDVDで楽しみながら興味を引き出したり、心や頭の発達の手助けになるアニメを「知育アニメ」と括ることができる。面白く楽しんで見るだけで、自分で考えることや思いを表現することを学べるのがメリットだ。少女向けの作品においても、この「楽しみながら学ぶ」という原則は変わらない。
加えて、ジェンダー平等の観点から、女の子が主人公として積極的に問題を解決したり、夢を追いかける物語が増えてきたことも無視できない。ロールモデルとしてのキャラクター像が、視聴者の自己肯定感にまで影響するという指摘は、教育学の世界でも真剣に議論されている。