「テンションテンション上がってきたきた」という状態は、いつも偶発的に訪れるわけではない。人によって、それを引き起こすトリガーは驚くほど多様だ。音楽、匂い、特定の場所、仲間の声、あるいは単純に「いつものルーティン」が火をつけることもある。
ドーパミンはよいことがあると思うだけで分泌量が増加する。そのため、分泌を促したいときは、自分がワクワクする具体的な場面を、臨場感を持ってイメージするのがコツだ。五感を活用して、見えるもの、聞こえるものを頭の中で思い浮かべながら、香りや感覚まで想像できるとよい。頭の中でイメージするだけでテンションが上がるなら、それを意図的に使わない手はない。
また、身体的なアプローチも非常に有効だ。身体を動かすと、ノルアドレナリン(活動性向上)・ドーパミン(意欲向上)・セロトニン(安心感)という三種類の神経伝達物質が同時に分泌される。これだけ多くの脳内物質が同時に分泌される方法は他にない。朝一番に少し体を動かすだけで、その日のテンションのベースラインが変わることがある。軽いストレッチでも、音楽に合わせた5分のダンスでも十分だ。