Q1:ブレーキレバーを握る指は、2本指と4本指のどちらが良いのでしょうか?
A1:一般公道やツーリングでは、繊細なコントロール性と万が一の際の確実な最大制動力を発揮できる「4本指(または3本指)」が推奨されます。2本指操作はスロットルワークとの両立がしやすい利点がありますが、パニック時に十分な握力を出せないリスクや、残りの指を挟んでフルストロークさせられない恐れがあります。まずは4本指で優しく奥まで握り込む基本を習得することが安全の近道です。
Q2:ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が作動したとき、レバーやペダルがキックバック(振動)しますが、どうすればいいですか?
A2:ABSが作動した際の「ガタガタ」「カチカチ」という振動や反力は、システムが正常に油圧を微細制御してタイヤロックを防いでいる証拠です。この感触に驚いてレバーやペダルを緩めてしまうと制動距離が大幅に伸びてしまいます。ABSが作動しても絶対に力を抜かず、バイクが完全に停止するまで一定の力で強く握り・踏み続けてください。
Q3:赤信号で止まる際、どのタイミングでシフトダウンとエンジンブレーキを使うべきですか?
A3:信号を確認してスロットルを戻したら、前後のブレーキを軽く当てて減速を開始し、速度の低下に合わせてギアを一段ずつ丁寧に落としていきます。時速が落ちきる前に急激に2段以上落とすと強いバックトルクで後輪が不安定になるため、速度計とエンジン回転数に見合った適切なギア段数を選びながら、停止位置の数メートル手前で2速から1速(あるいはニュートラル)へ入れるのがスムーズです。