シンビジュームは一般的な草花のように庭土や黒土では絶対に育ちません。原種の多くは樹木の幹や岩場に着生、または半地生して生きる植物であるため、根の周囲に豊富な空気の層を必要とします。そのため、シンビジューム 植え替え 土の選び方は栽培の成否を握る極めて重要な要素です。
現在、プロの生産現場や一般愛好家の間で最も推奨されているのが、排水性と通気性、さらに耐久性に優れた「バーク(樹皮発酵材)」と「軽石」を組み合わせた植え込み材です。水苔(ミズゴケ)単用も古くから使われていますが、乾きにくく過湿になりやすいため、近年の温暖化傾向にある住宅環境では根腐れのリスクが高まります。
おすすめの配合比率は、シンビジューム バーク 軽石 配合として「洋蘭用バーク中粒 60% + 洋蘭用軽石(日向土中粒など)40%」のバランスです。水やりが多い傾向にある人は軽石の比率を50〜60%に高め、乾燥しやすいベランダ栽培ではバークを多めにするなど、自身の水やり頻度に応じて微調整が可能です。
また、シンビジューム 鉢の大きさ 選び方にも明確なルールがあります。「大は小を兼ねる」という発想で現在より2回りも3回りも大きな鉢を選んでしまうと、鉢の中の水分がいつまでも乾かず、根腐れを誘発します。植え替える際は「現在の鉢より1サイズ(1号=直径約3cm)大きい鉢」を選ぶのが鉄則です。