宮城県政を語る上で欠かせないのが、宮城県知事 村井嘉浩氏の特異なバックボーンです。防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊に幹部自衛官(ヘリコプター操縦士)として勤務。その後、松下幸之助が設立した松下政経塾で国家統治と地方自治の理論を学び、宮城県議会議員を経て2005年の知事選で初当選を果たしました。
東日本大震災からの復興期には、自衛隊仕込みの強靭な危機管理能力を発揮し、被災地の早期インフラ復旧や水産業の特区構想など、スピード感を最優先にした施策を次々と実行しました。定例の宮城県知事 記者会見で見せる論理的かつ歯切れの良い弁舌は、メディアや全国の首長層からも高い関心を集めています。
宮城県知事 任期はすでに複数期に及び、歴代の宮城県知事(浅野史郎氏ら)が築いた情報公開や福祉重視の路線から、経済活力の創出と大胆な行革路線へと県政の舵を大きく切りました。全国知事会会長としての活動を通じ、地方分権や税財政改革の提言を国に突きつける姿は、名実ともに地方のオピニオンリーダーとしての立ち位置を固めています。